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岡野氏との談話

「このインタビューが公式かつ営利目的のものでなく、ファンによって書かれた非公式かつ非営利の記事であり、岡野氏は(記事内容に関する責任の所在を含め)あくまでそれを前提に、記者の友人として非公式にコメントを出しました。」

>ゲームクリエターになった理由やきっかけはなんですか。


私が大学を卒業して、進路を選ぼうとしていた頃、
マンガやアニメの道に進むことも考えたのですが、当時はゲームが
クリエイティブな分野で、一番ホットなメディアだったからです。

> 株式会社セガ以外のゲーム会社のために働いた事ありますか。

大学生の頃、PCゲームソフト開発のアルバイトをしていたことがありますが、
それくらいです。

> 今まで手掛けた作品のジャンルを拝見すると様々なジャンルに挑戦したのに驚きましたね。 もちろん、ソルゲ様が漫画家でシューティングファンである事と関係していると思っておりますが、 他には特別な理由があるのでしょうか。

いろんなジャンルにチャレンジしてみたいというのが第一にあります。
もっと言えば「自分がやらなくても、他のだれかにできるような仕事は、わざわざやりたくない」という感じでしょうか。
もちろん、結果的にいろいろなジャンルに携わることになってしまったという運命のめぐり合わせもありますね。

> 私にはセガガガって言うゲームが経営シミュレーションとRPGの部分が混ぜてるゲームなんですが、経営シミュレションと言うのが家庭ゲーム機に珍しいジャンルですね。最初から経営シミュレーションを目的してたのですか。

はい。正確には、シミュレーションとRPGを融合させようとしていました。
理由としては、
「ゲーム会社を運営するゲーム」という内容である以上、シミュレーション要素を入れないとプレイヤーの共感が得られません。
しかし、シミュレーションのシステムは、ストーリーを展開させることが難しく、また単体で商品として成立させるためには、相当ゲームデザインを練りこむことが必要です。
それは限られた時間と予算の中では困難です。
そのため、ストーリーを語りやすく、作り方もある程度パターン化されていたRPGのシステムと融合させて、リスクを分散したのです。
これは同時に、二つのシステムを並存させる多様性が、それぞれのシステムの完成度をあるていど誤魔化してくれると考えたためでもあります。
(ご承知のとおり、このゲームにはあまり時間的、予算的な余裕がありませんでした)

> セガガガを誰のために作りましたか。
難しい質問です。
(「セガマニアのために作った」というのが普通の回答ですが、あえて尋ねられたからにはそれ以上の理由があると思いますので )
その意味で言えば、決してセガマニアだけでなく、あらゆるゲームマニアのために、さらに言えばゲームに青春を賭けた自分自身の思い出のためにも作っていたと言えるかもしれません。
とにかく、「20世紀の終わりの日本で、ゲーム開発に関わっていた若者たちは、
こんなことを考え、動いていた」ということが描きたかったのです。

> ソルゲ様はドリームキャストをどう思いますか。
もちろん好きでしたが、正直なところ、世間のみなさんほど好きではなかったりします。
理由は、デザイン、販売戦略など、ちょっと一般大衆に迎合した部分があって、常軌を逸したオルタナティブが身上であるところのセガらしさが、あまり感じられないからです。
私が一番好きだったのは、メガCD、32Xを装着した状態のメガドライブ最終形態。
あるいは、発売されたものよりはるかに質感のよかったサターンの試作型です。
試作型のサターンは、外装のプラスチックなどにも予算をかけていて、外観がもっと美しかったのです。

> ドリームキャストの全てのソフトの中で特別に思ってるゲームあるのでしょうか。

ドリキャスですと「斑鳩」ですね。
私にはやりたくてもできない
本当にすばらしいゲームデザイン、完成されたビジュアルデザインだと思います。
まるで芸術品のように、ひとつのスタイル、表現様式として確立されているということです。

あとは何といっても自分で作った「セガガガ」でしょうか。

外国ではセガガガは発売されなかったとしてもドリームキャストファンやセガファンの皆に知られてます。そのゲームを訳されなくてもカルトなソフトであります。

日本語圏以外の方にも楽しんでいただけて幸いです。
セガガガは、それまでアーケードゲーム開発が長かった私の作った
はじめてのコンシューマーゲームです。そのため大変愛着があります。
予算は全然ありませんでしたが、優秀なスタッフに恵まれて
いいものを作ることができたと思います。
どうか記事作成をがんばってください!

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